『日本人お断り』にした理由
基本的に、日本人のお客様は、原則お断りする方向に変えることにしました。
KNNコンドミニアムは、基本シェアハウスなので、英語でのコミュニケーションで、世界のいろんな人たちとの異文化交流を図れればと考えています。
日本人のお客様からすると、旅をしてるのに見知らぬインド人やアラブ人、英語が不得意な外国人と一緒にいるのが難しいという声がありました。
もちろん、英語圏のゲストばかりではありません。それぞれ、また、文化も違い、食べものや宗教も複層的です。
インドのゲストは、毎日カレーを食べます。
韓国の人はキムチが大好きです。我々、日本人は、お出汁に漬物、そして納豆と他の文化の食生活とは大きく違います。
そこから比較すると、私達は単層的なカルチャーで育ってきていますから、なかなか躊躇する点が多いようです。
日本人ゲストは、なぜか、お客様感覚が、他の国際的なゲストと違っていることに、ある日気づきました
南春夫さんの『お客様は神様です』感覚が蔓延しているからでしょうか?
シェアハウスのゲストは、ホテルのゲストとは違います。問題を自分たちで話合い解決できるコミュニケーション能力も求められます。
最終的に日本人をやんわりとお断りすることが一番オペレーション的に快適な結論にいたりました。
日本人の為の海外の出島としての海外シェアハウスですが、英語と同時に国際的なマナーやモラルにも慣れていただく必要があるように思いました。
一番の問題では、日本人のクオリティの高さでもあります。
ここは日本ではないです。しかも、モスリム圏です。
自分が、ムッツリしていては、誰もニコニコとサービスはしてくれません。
自分がニコニコしているから、相手もニコニコしてくれるのです。
無愛想なサービスを受けるのは、あなたが無愛想なのです。
まずは、より良いサービスを受けるためにはそれなりの気持ち良いお客様になることが一番近道なのです。